収録問題 40問 / 10問ランダム出題
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OSI参照モデルで、IPによる経路選択(ルーティング)を担う層はどれですか?
答え: ネットワーク層(第3層)
IPによるルーティングはネットワーク層の役割です。データリンク層はMACでの同一セグメント転送を担います。
コネクションを確立せず、再送制御も行わない代わりに低遅延な通信に向くプロトコルはどれですか?
答え: UDP
UDPはコネクションレスで再送制御を行わず、低遅延が求められる音声・映像配信などに向きます。
IPアドレス 192.168.10.0/24 のネットワークで、ホストに割り当て可能なアドレス数はおよそいくつですか?
答え: 254個
/24はホスト部8ビットで2の8乗=256、ネットワークアドレスとブロードキャストを除き254個が割当可能です。
同一ネットワークか別ネットワークかを判定するために、IPアドレスと組み合わせて使うものはどれですか?
答え: サブネットマスク
サブネットマスクはIPアドレスのネットワーク部とホスト部を区切り、同一ネットワーク判定に使います。
自分のネットワーク外(別セグメント)宛ての通信を最初に転送する宛先はどれですか?
答え: デフォルトゲートウェイ
別ネットワーク宛ての通信は、まずデフォルトゲートウェイ(ルータ)へ転送されます。
ネットワーク機器同士が経路情報を交換し、経路表を自動的に更新する方式はどれですか?
答え: 動的ルーティング(OSPF・BGPなど)
動的ルーティングはルーティングプロトコルで経路情報を交換し、障害時も自動的に経路を更新します。
MACアドレスを学習し、同一セグメント内のフレームを適切なポートへ転送する機器はどれですか?
答え: L2スイッチ
L2スイッチはMACアドレステーブルを学習し、宛先ポートにのみフレームを転送します。ハブは全ポートへ流します。
1台のスイッチ内で、論理的に複数のネットワークに分割する技術はどれですか?
答え: VLAN
VLANはスイッチを論理的に分割し、物理構成を変えずにブロードキャストドメインを分離できます。
同一セグメント内で、IPアドレスから対応するMACアドレスを求めるプロトコルはどれですか?
答え: ARP
ARPはIPアドレスからMACアドレスを解決します。DNSはドメイン名とIPアドレスの解決です。
www.example.com のようなドメイン名に対応するIPアドレスを問い合わせる仕組みはどれですか?
答え: DNS
DNSはドメイン名とIPアドレスを相互に変換する名前解決の仕組みです。
端末に対し、IPアドレスやサブネットマスク、デフォルトゲートウェイを自動配布するプロトコルはどれですか?
答え: DHCP
DHCPはネットワーク設定を端末へ自動配布し、手動設定の手間と設定ミスを減らします。
プライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスに変換し、インターネット接続を可能にする技術はどれですか?
答え: NAT/NAPT
NAT/NAPTはプライベートとグローバルのアドレスを変換します。NAPTはポート番号も使い1つのグローバルIPを共有します。
HTTPS通信で標準的に使われるポート番号はどれですか?
答え: 443
HTTPSは443番、HTTPは80番、SMTPは25番、FTP制御は21番が代表的なwell-knownポートです。
TCPで通信を開始する際に行う、接続確立の手続きはどれですか?
答え: 3ウェイハンドシェイク
TCPはSYN、SYN/ACK、ACKの3ウェイハンドシェイクで接続を確立してから通信を始めます。
データリンク層で各機器を識別する、ハードウェアに割り当てられた固有の識別子はどれですか?
答え: MACアドレス
MACアドレスはNICに割り当てられた固有の識別子で、同一セグメント内のフレーム転送に使われます。
複数のサーバへ通信を振り分け、負荷を分散して可用性と性能を高める機器はどれですか?
答え: ロードバランサ
ロードバランサはリクエストを複数サーバへ分配し、過負荷や単一障害点を避けて可用性を高めます。
音声や映像など遅延に敏感な通信を優先的に扱い、通信品質を制御する技術はどれですか?
答え: QoS
QoSは通信に優先度を付け、帯域確保や遅延制御を行って重要な通信の品質を保ちます。
無線LANで、複数のアクセスポイントを区別するために設定するネットワーク識別名はどれですか?
答え: SSID
SSIDは無線LANのネットワーク識別名で、接続先のアクセスポイントを区別するために使われます。
拠点間をインターネット経由で暗号化して接続し、安全な通信路を作る技術はどれですか?
答え: VPN
VPNはインターネット上に暗号化されたトンネルを作り、拠点間やリモートアクセスを安全に接続します。
内部ネットワークの代理として外部と通信し、アクセス制御やキャッシュを行うサーバはどれですか?
答え: プロキシサーバ
プロキシサーバはクライアントの代理として外部と通信し、アクセス制御やキャッシュ、ログ取得を行います。
世界中のエッジサーバにコンテンツをキャッシュし、利用者に近い場所から配信する仕組みはどれですか?
答え: CDN
CDNはコンテンツを各地のエッジサーバへ分散配置し、利用者に近い場所から低遅延で配信します。
ネットワークの到達性確認に使われる ping が利用するプロトコルはどれですか?
答え: ICMP
pingはICMPのエコー要求・応答を用いて、相手への到達性や応答時間を確認します。
スイッチを複数接続した際にループによるブロードキャストストームを防ぐプロトコルはどれですか?
答え: スパニングツリープロトコル(STP)
STPは冗長化された経路の一部を論理的に遮断し、ループとブロードキャストストームを防ぎます。
ネットワーク機器の状態を監視・管理するために用いられるプロトコルはどれですか?
答え: SNMP
SNMPは機器の稼働状態やトラフィックなどを収集・監視し、ネットワーク管理に用いられます。
IPv6を導入する主な理由として最も適切なものはどれですか?
答え: IPv4のアドレス枯渇に対応し、利用可能なアドレスを大幅に増やす
IPv6は128ビットアドレスでアドレス空間を大幅に拡大し、IPv4枯渇問題に対応します。
公開サーバを内部ネットワークから分離して配置し、被害の波及を抑える区画はどれですか?
答え: DMZ
DMZは公開サーバを内部網から隔離する緩衝区画で、ファイアウォールと組み合わせて被害波及を抑えます。
通信速度を評価する際、「実際に転送できた有効データ量の割合」を表す指標はどれですか?
答え: スループット
スループットは単位時間あたりに実際に転送できた有効データ量で、理論上の帯域より小さくなります。
あらかじめ定めた規則に基づき、ネットワーク境界で通信の通過・遮断を制御する機器・機能はどれですか?
答え: ファイアウォール
ファイアウォールはルールに基づき通信を許可・遮断し、ネットワーク境界を防御します。
複数のVLANを1本のスイッチ間リンクで運びたい。一般的に設定する方式として適切なものはどれですか?
答え: IEEE 802.1QによるVLANトランク
VLANトランクはフレームにVLAN IDを付与し、1本の物理リンクで複数VLANの通信を運びます。スイッチ間や仮想化基盤との接続で使われます。
社内ネットワークでリンク障害時に自動で迂回経路へ切り替えたい。適切な設計はどれですか?
答え: OSPFなどの動的ルーティングを使い、経路収束を設計する
OSPFなどの動的ルーティングでは、ルータ同士が経路情報を交換し、障害時にトポロジ変化を反映して代替経路へ収束できます。
複数のAS間でインターネット経路情報を交換するために使われる代表的なルーティングプロトコルはどれですか?
答え: BGP
BGPはAS間の経路制御に使われる外部ゲートウェイプロトコルです。ISP間やマルチホーム接続で経路ポリシーを制御します。
デフォルトゲートウェイの単一障害点を避けるため、2台のルータで仮想IPを共有したい。適切な技術はどれですか?
答え: VRRP
VRRPは複数ルータで仮想IPアドレスを共有し、現用ルータ障害時に待機ルータが引き継ぐことでデフォルトゲートウェイを冗長化します。
Webサイトの名前解決で、別名を正規名へ向けたい。DNSで使うレコードとして適切なものはどれですか?
答え: CNAMEレコード
CNAMEレコードは別名を正規名へ対応付けます。Webサービスのホスト名を別の正式ホスト名へ向ける場合などに使います。
DNSのTTLを短くする主な効果として適切なものはどれですか?
答え: キャッシュ保持時間が短くなり、切替時の反映を早めやすい
DNSのTTLはキャッシュが有効な時間です。短くするとレコード変更の反映を早めやすい一方、DNS問い合わせ回数は増えやすくなります。
無線LANで同じSSIDのアクセスポイントを複数設置したが、端末のローミングが不安定である。確認すべき観点として適切なものはどれですか?
答え: 電波強度、チャネル設計、AP配置、認証方式の整合性を確認する
無線ローミングは、電波の重なり、チャネル干渉、AP配置、認証・暗号方式、端末側の判断に影響されます。設計と実測の両方で確認します。
ネットワーク障害で、利用者は遅いと言っているが監視では回線断はない。次に確認すべき指標として適切なものはどれですか?
答え: 遅延、パケットロス、ジッタ、インターフェースエラー、帯域使用率
ネットワークが遅い場合、回線断だけでなく、遅延、ロス、ジッタ、エラー、輻輳を確認します。アプリケーションやDNSの遅延も切り分け対象です。
HTTPSでサーバ証明書を確認する目的として、最も適切なものはどれですか?
答え: 接続先サーバの正当性を確認し、暗号化通信の前提を確立する
HTTPSではTLSによりサーバ証明書を検証し、接続先が正当なサーバか確認した上で暗号鍵を確立します。これにより盗聴やなりすましのリスクを下げます。
社外から社内システムへ接続する利用者を、ネットワーク位置だけで信用せずに確認したい。適切な考え方はどれですか?
答え: ゼロトラストに基づき、利用者・端末・アクセス条件を継続的に検証する
ゼロトラストでは、内外のネットワーク境界だけで信頼せず、ID、端末状態、MFA、アクセス先、リスクを継続的に評価して最小権限で許可します。
NATを使う主な目的として、最も適切なものはどれですか?
答え: プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを変換し、内部端末が外部と通信できるようにする
NATはIPアドレス変換を行い、プライベートアドレスを使う内部ネットワークからインターネットなど外部ネットワークへの通信を可能にします。
Webアプリケーションを公開する際、L7でURLやCookieなどを見て振り分けたい。適切な装置・機能はどれですか?
答え: L7ロードバランサ
L7ロードバランサはHTTPヘッダ、URLパス、Cookieなどアプリケーション層の情報を見て、適切なバックエンドへ振り分けられます。